今回はジル・ドゥルーズ関係の本をご紹介します。
ジル・ドゥルーズ(1925-1995)はフランスの哲学者です。
ドゥルーズの活躍の場は哲学だけに留まらず、文学や芸術、映画など
様々な分野で独自の研究書を次々に発表していきます。
また、フーコーや精神分析家のガタリと親交が深く、
ガタリとは共著で「アンチ・オイディプス」などを出版します。
差異と反復ジル・ドゥルーズ 財津理訳 1992年/河出書房新社 |
シネマ2 時間のイメージジル・ドゥルーズ 宇野邦一他訳 2006年/法政大学出版局 |
フーコージル・ドゥルーズ 宇野邦一訳 1999年/河出書房新社 |
哲学とは何かジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 1997年/河出書房新社 |
アンチ・オイディプスジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 2003年/河出書房新社 |
千のプラトー 資本主義と分裂病ジル・ド・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 1994年/河出書房新社 |
ドゥルーズとガタリは現代において、
フロイト的な「精神分析」によって病気だと判断される事が、
自由な発想の隠蔽になっているのではないかと唱えます。
それはつまり「学問」という狭く閉じてしっまている世界が、
人間の意識や存在をある形に規定していまい、
その規定が社会全体に蔓延しているという衝撃的な思想でした。
いつの時代も哲学者たちは過去の思想を乗り越えて新しい思想に到達します。
現在私たちが当たり前だと思っている事も、
少し先の時代では当たり前ではなくなっている事でしょう….。
今回ご紹介したドゥルーズ関係の本は勿論、
夏目書房では様々なジャンルの本を買い取りしています。
買い取りをご希望の方はコチラからどうぞ。