今回はヘーゲル関係の本をいくつかご紹介します。
ヘーゲル(1770-1831)はドイツの哲学者です。
彼は後の数々の哲学者に影響をあたえる事となる、
「弁証法」
一つの見方(テーゼ)と相反する見方(アンチテーゼ)を俯瞰的に捉えて、
より全体的で包括的な考え方(ジンテーゼ)へ上昇させていく方法 。
をこの世に生み出しました。
ヘーゲルは彼の生きた時代背景や、その思想から、
近代哲学を現代哲学へと昇華させた人物と称される場合もあります。
彼の著作の多くは彼の死後、
多くの弟子たち(ヘーゲル学派)によって編纂され、次々に刊行されていきます。
1830-1840年代のドイツの大学などはヘーゲル学派の全盛でした。
ヘーゲル読解入門アレクサンドル・コジェーヴ 上妻精/今野雅方訳 1992年/国文社 |
精神現象学G.W.F.ヘーゲル 長谷川宏訳 2008年/作品社 |
ヘーゲル美学講義 全3巻揃G.W.F.ヘーゲル 長谷川宏訳 1998年/作品社 |
ヘーゲル哲学史講義 上中下揃長谷川宏訳 1994年/河出書房新社 函 |
エンチュクロペディーヘーゲル 樫山欽四郎/塩屋竹男/川原栄峰訳 平4年/河出書房新 |
ヘーゲルと危機の時代の哲学コンスタンチン・I・グリアン 橋本剛/高田純訳 1983年/御茶の水書房 |
ヘーゲルはヨーロッパ遠征中のナポレオンを
プロイセン(現ドイツ)のイェーナで見ています。
その様子を彼は「精神世界が馬に乗って通る」
と表現したそうです。
一体彼の目にはどんな人物に映っていたのでしょうか?
全く見当もつきません・・・。
今回ご紹介したヘーゲル関係の本は勿論、
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