暑いですね、新人の大西です。
今回はウィリアム・エグルストンについて勉強したのでご紹介(発表?)したいと思います。
エグルストンは1939年にアメリカ南部のメンフィスで生まれ育ち、そして今もなおメンフィスで暮らしている写真家で、当時モノクロしか認められていなかった写真界にカラー写真を持ち込んだ人です。
エグルストンの写真は、いわゆるニューカラーと呼ばれるもので、決定的瞬間とは逆のありのままの風景や物をありのままに撮るというスタイルなのですが、意外な事に彼が影響を受けたのは、アンリ・カルティエ=ブレッソンの「決定的瞬間」とロバート・フランクだそうです。
彼の写真の独特の色の美しさは、今はもう無きコダックのダイ・トランスファープリントというプリント手法によるものです。
エグルストンのカメラが向けられれる主な対象は、有名な三輪車の写真もそうですが、物や車、女性など、かなり男っぽいです。
そこからは大酒飲みで女と銃が好きで、酔っ払って愛機の黒いライカを無くしたりするエグルストンの人柄がすこし見える気がします。
ボヘミアンズ・ギルドにもエグルストンの写真集を多数取り揃えています。
ウィリアム・エグルストン写真集 William Eggleston, Paris
William Eggleston
2009年/Fondation Cartier pour l’art contemporain 英語版 布装
ウィリアム・エグルストン パリ-京都
William Eggleston
2010年/原美術館
ウィリアム・エグルストン写真集 5x7
William Eggleston
2006年/Twin Palms Pub 英語版 カバー
夏目書房では写真集は勿論、様々なジャンルの本を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡ください。
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