Bunkamuraで開催中のレオ・レオニ展に行って参りました♪
もともとグラフィックデザイナーであるレオニの絵本は、
動物がかわいいのはもちろん、全体のバランス・色の合わせ方が抜群ですよねー♪
ふんわり感を出すために、手でちぎったねずみちゃんのカラダは本当 かあいい♡
はじめての絵本は49歳のとき、孫のために描いた「あおちゃんときいろちゃん」。
これは子どものころ怖かったな、目がなくて。
レオニの物語は哲学的で深いお話が多いので、子どもよりも大人のための作品という印象です。
これは、自分のことを“誰かの一部である”と思っていたペツェッティーノが
こなごなになってみてはじめて、自分も“部分”の結合でできていることを知るというお話。
つまり自らの存在意義を見つめ直す物語ですね。
レオニはこどもの頃、ガラスケースの中に石や植物を並べた空想の庭を作っていたそうです。
それを絵にしたのが「平行植物」シリーズ。
“時空のあわいに棲み、われらの知覚を退ける植物群”と位置づけられる幻想植物は
植物であるにも関わらず、無機質で少し恐ろしい。
一人でこのような庭を作っていたレオニは、少し自閉的なところがあったのかもしれません。
翻訳版はなんと工作舎より刊行!
読んでみたいです。
レオ・レオニ関連書籍はもちろん、
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