1910-1982 日本(兵庫県)
日本画家でもあった祖父の影響で画家を志し、1927年頃から日本美術学院の通信教材で学び、小泉勝爾らの指導で日本画を描きはじめる。
1935年、第5回独立展に「鉄屑のある風景」が初入選。
この前後から独立美術協会講習会に参加し、須田国太郎に師事した。
戦後は前衛的な制作へと移行し、板・布・金属などの廃材を直接画面に貼り付けるアッサンブラージュや立体作品を手がけた。
1959年に「鷹の会」を、1966年には「角」を結成。
木版やシルクスクリーンによる抽象的な版画作品も数多く制作している。