2011 5月| 4代目の古本屋修行日記 | 夏目書房・ボヘミアンズギルド 古書・古本・美術品買取[神田神保町/池袋]

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店頭特集 アルマーニ Armani

どうも。

本日は店頭特集のお知らせです。

長らくやっていました店頭特集Warhol×Basquiat アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアは終了しました。
たくさんの方が興味をもっていただいていたようで嬉しい限りです。
ありがとうございました。

さて、今日から店頭特集が新しくなりました。

今回は、先日大量に買い取らせていただいたアルマーニの特集をします。

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ジョルジオ・アルマーニエンポリオ・アルマーニなどのカタログやルックブックなどをまとめました。

ブランドとしても人気が高いアルマーニですが、写真家もピーター・リンドバーグアルド・ラファイなど有名な写真家がとっているものも多く写真集としても魅力的です。

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HPにも「アルマーニ Armani」として特集を設けました。

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夏目書房 HP特集 「アルマーニ Armani」

ボヘミアンズ・ギルドにご来店の際には是非ともご覧になってください。

めいこメール 岡本太郎 「若い夢」

どうも。

本日はめいこメールを掲載します。

今回のめいこメールは、つい先日まで展覧会が開催されていた岡本太郎とその作品若い夢についてです。

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私が注目した商品は、最終台でも一際目立っていた岡本太郎のブロンズ像「若い夢」です。
今回は岡本太郎とともに、この若い夢について書いていきます。

大阪万博での太陽の塔や、「芸術は爆発だ」などの数々の名言や作品を残している岡本太郎。
前衛的な作品を作り続け幅広い活躍をしていますが、その原点はピカソでした。岡本太郎はパリでピカソの作品を見て強い衝撃を受け、「ピカソを超える」ことを決意し絵画制作に打ち込んだそうです。そういえば、ピカソの著であるイカロスの墜落も岡本太郎が訳していたりとピカソに関する著作が多いことに気づきました。果たして岡本太郎がピカソを超えられたのかは私には分かりませんが、インパクトという面では負けていないなと感じました。

そんな岡本太郎の「若い夢」は募金活動がきっかけで生まれました。
昭和50年代、日本青年館新館建設のために著名な作家たちに声を呼びかけ募金収集活動が行われ、その第1回を担当した岡本太郎の作品が「若い夢」でした。募金活動によって誕生したこの「若い夢」は岡本太郎もかなりのお気に入りだったらしく、自身の墓標にもなっています。また、同じタイトルで詩も作っており「人生は夢だ。夢みるものは、永遠に若い。にっこり笑って、この世のすべての空しさと闘い、挑み、それをのり越える。その瞬間にこそ、若い夢がひらくのだ。」と、無邪気にはつらつと生き生きとしたそのブロンズ像「若い夢」の雰囲気を表現しています。

ちょうど今年は岡本太郎が生まれてから100年が経ち、東京国立美術館でも岡本太郎展が行われています。私もこの機会に岡本太郎展に行ってみようと思います。皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに当店にも岡本太郎のブロンズ「若い夢」ありましたが残念ながら売れてしまいました。
皆さん、お買い求めはお早めに!

そして本日も新入荷が盛りだくさん

夏目書房 新入荷

岡本太郎などの日本の現代アートはもちろん、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。
詳しくはコチラから

森山大道写真集入荷!

どうも。

本日は森山大道の貴重な写真集が何点か入荷しましたのでお知らせいたします。

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森山大道は日本を代表する写真家であり、「ボケ・ブレ・アレ」などの前衛的な表現をいち早く取り入れた写真家でもあります。

数多くの伝説的な写真集を残している森山大道。そんな中今回は、中平卓馬との対談も収録されている「写真よさようなら」、映像の現代シリーズでも人一倍人気が高い「狩人」 が入荷しました。どちらも貴重で高価な商品ですが、多少難有ということでかなりお値段を抑えました。

かなりお求め安くなっていますので、多少難があってもいいという方は是非この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

以下、商品の説明とともに画像も少しですが載せていきます。

写真よさようなら 写真映像シリーズ1/森山大道写真集

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昭47年/ 写真評論社 カバーヤケ、少傷み 小口ヤケ 天蔵印

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ご注文はコチラから

狩人 森山大道 映像の現代10

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1972年/ 中央公論社 初版 カバー少ヤケ 帯貼付 ビニール・カバー欠

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ご注文はコチラから

この他にも、まだまだ森山大道の写真集にございます。
HPでも森山大道特集を組んでいますので、是非こちらも併せてご覧になってください。

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夏目書房HP特集 森山大道

ちなみに余談ですが、

provokeの総括集でもある「まずたしからしさの世界をすてろ」が卒業していきました。
皆さん、ご購入はお早めに!

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本日も新入荷が盛りだくさんです。

新入荷はコチラから

森山大道などの日本の写真集はもちろん、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。
詳しくはコチラから

内藤礼完売!!

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先日入荷しました内藤礼の商品、

すべて売れてしまいました。

内藤礼完売!

まだお店に入って間もないのに…

卒業していきました。
嬉しい悲鳴です

買っていただいた皆様どうもありがとうございます。

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そして、内藤礼高価買取中です
買取に関する詳しいことはこちらからどうぞ

内藤礼などの現代アートはもちろん、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。
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ウィリアム・クライン NEW YORK

どうも。

本日はウィリアム・クラインの写真集「New York」が入荷しましたのでお知らせします。

商品の説明をする前に、ちょこっとですがウィリアム・クラインと写真集「New York」について調べてみました。

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ウィリアム・クラインはニューヨーク生まれの写真家です。

彼ははじめ、パリで画家のフェルナン・レジェのアトリエで絵画を学びます。しかし彼はパリ滞在にもかかわらず、多くの専門分野に展開の可能性を持つドイツ・バウハウスに魅了されたそうです。1950年に画家として独立したウィリアム・クラインは建築家との共同作業などを行い、自作を実験的に撮影することから写真を撮ることをはじめました。1954年ヴォーグ誌のアート・ディレクターだったアレクサンダー・リーバーマン がウィリアム・クラインが撮影した実験的抽象写真に興味を示し、1955年からファッション写真の撮影を始めます。

ウィリアム・クラインはファッション写真の面でも画期的でした。自由なフレーミング、広角レンズの 実験、マルチフラッシュなどで現在につながるアンチ・ファッション的のイメージを制作しました。ウィリアム・クラインが行った、写真のアイデアが優先、服は2次的という手法は従来にはなく、 それは、正当でないものをイメージに取り込みました。その発想はその後、ヘルムート・ニュートンデヴィッド・ベイリーに受け継がれていきます。

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その後映画に強い興味を持ち、ファッション業界を皮肉った映画制作やベトナム関連の映画に関わったことなどで1965年にヴォーグを去ります。写真撮影を一時止めたウィリアム・クラインは、映画製作に専念します。 “ミスターフリーダム“(1967年)、”モハメド・アリ・ザ・グレーテスト“(1964-1974年)、”モデルカップル“(1976年)などの作品で知られています。

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日本では、2004年に東京都写真美術館でパリのヨーロッパ写真美術館で行われた「PARIS+KLEIN」展が巡回開催されています。

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そんなウィリアム・クラインの処女写真集「New York」

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1956年パリで発刊された写真史上有名な「New York」ヴォーグを発行するコンデナスト社が撮影を支援しました。 この伝説的な写真集ですが、1957年フランスのナダール新人賞受賞までは世間でまったく注目されませんでした。
ウィリアム・クライン
は画家、写真家、映画製作者と非常に活動が多彩で作家としてのカテゴリーわけが難しく、またパリのアメリカ人であることからアメリカでの評価は当時高くありませんでした。 実際、写真集「New York」のオリジナル版、再版とも米国では発刊されていません。
この本の中でウィリアム・クライン
は個人的な視点を全面にだし、ブレボケアレなど従来の写真のタブーを破った大胆な方法で日常のニューヨーク・シーンを表現しています。ロバート・フランクの写真集「The American」ウィリアムクラインの写真集「New York」ともに、写真というものを社会との関わりから切り離し、アート作品になる可能性があるパーソナルな表現としたのです。彼のスタイルはその後多くの写真家に影響を与えることになりました。

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そんなウィリアム・クラインの処女写真集「New York」が当店に入荷してきました。

この「New York」実は当店に少し前に入荷してるんですが、リーフレットが欠でした。

ですが、今回入荷した「New York」リーフレットが付いているのはもちろん、発売された当時についていたパラフィンもついています。もちろん初版。ここまで状態がいい「New York」は大変珍しく貴重です。

以下、商品の紹介とともに写真も少しですが載せていきます。

ウィリアム・クライン写真集 New York

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William Klein
1956年/Seuil 初版 仏語版 カバー 元パラフィン リーフレット付

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ご注文はコチラから

その他のウィリアム・クラインはコチラからどうぞ

夏目書房 ウィリアム・クライン William Klein

そして、今日も新入荷がたくさんです。

夏目書房 新入荷

ウィリアム・クラインなどの海外の写真集はもちろん、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。
詳しくはコチラから

クラインはニューヨークを撮影後、同じ手法でローマ(1959年)、モスクワ(1964年)、東京(1964年) の写真集も相次いで制作しています。
彼のファッション写真も画期的でした。自由なフレーミング、広角レンズの 実験、マルチフラッシュなどで現在につながるアンチ・ファッション的のイメージを制作しました。写真のアイデアが優先、服は2次的という手法は従来になく、 正当でないものをイメージに取り込む発想はその後、ニュートンやベイリーに受け継がれていきます
その後、映画に強い興味を持ち、ファッション業界を皮肉った映画”ポリー・マグーお前は誰?”制作とベトナム関連の映画に関わったことで1965年にヴォーグを去ります。 しかし、再び80年~90年代にかけてファッションショーの舞台裏をモチーフにしたスナップを撮影しています。1993年に彼とファッション・イメージとの関わりを回顧する”イン・アンド・アウト・オブ・ ファッション”という映画と写真集を発表しています
1965年から1978年までは写真撮影を止め、映画製作に専念しています。 “ミスターフリーダム”(1967年)、”モハメド・アリ・ザ・グレーテスト”(1964-1974年)、”モデルカップル”(1976年)などで知られています。
80年代に写真活動を再開して以来、日本をはじめ世界各地で写真展が行われる一方、1987年にはフランス政府より写真グランプリを受賞しています。 画家、写真家、映画製作者と非常に活動が多彩で作家としてのカテゴリーわけが難しく、またパリのアメリカ人であることからクラインはアメリカでの評価は高くありませんでした。 実際、写真集”ニューヨーク”のオリジナル版、再版とも米国では発刊されていません。
しかし、1995年にはサンフランシスコ近代美術館で”ニューヨーク”を扱う回顧展が開催され欧州中心だった評価がアメリカにおいても高まっています。
日本では、2004年に東京都写真美術館でパリのヨーロッパ写真美術館で行われた「PARIS+KLEIN」展が巡回開催されています。2005年にはパリのポンピドー・センターでキャリアを本格的に回顧する「ウィリアム・クライン・レトロスペクティブ」展が開催されていますクラインは1928年ニューヨーク市生まれです。両親はハンガリー出身です。ニューヨーク市立大学で社会学を学んだ後、アメリカ陸軍に入隊し欧州に滞在します。除隊後、 パリ、ソルボンヌ大学で文学を、その後、画家レジェのアトリエで絵画を学びます。しかし彼はパリ滞在にかかわらず、多くの専門分野に展開の可能性を持つドイツ・バウハウスに魅了されたそうです。1950年に画家として独立、その後建築家との共同作業などを行い、自作を実験的に撮影することから写真を開始しています。1954年ヴォーグ誌のアート・ディレクターだったアレクサンダー・リーバーマン が彼の実験的抽象写真に興味を示し、1955年からファッション写真の撮影を始めます。
1956年パリで発刊された写真史上有名な”ニューヨーク”は ヴォーグを発行するコンデナスト社が撮影を支援しています。 この写真集は1957年フランスのナダール新人賞受賞まで世間でまったく注目されませんでした。 この本の中でクラインは個人的な視点を全面にだし、ブレ、ボケ、アレなど従 来の写真のタブーを破った大胆な方法で日常のニューヨーク・シーンを表現しています。彼のスタイルはその後多くの写真家に影響を与えることになります。 ロバート・フランクの写真集”アメリカ人”とともに、クラインの登場が写真を社会との関わりから切り離し、アート作品になる可能性があるパーソナルな表現としたのです。
クラインはニューヨークを撮影後、同じ手法でローマ(1959年)、モスクワ(1964年)、東京(1964年) の写真集も相次いで制作しています。
彼のファッション写真も画期的でした。自由なフレーミング、広角レンズの 実験、マルチフラッシュなどで現在につながるアンチ・ファッション的のイメージを制作しました。写真のアイデアが優先、服は2次的という手法は従来になく、 正当でないものをイメージに取り込む発想はその後、ニュートンやベイリーに受け継がれていきます
その後、映画に強い興味を持ち、ファッション業界を皮肉った映画”ポリー・マグーお前は誰?”制作とベトナム関連の映画に関わったことで1965年にヴォーグを去ります。 しかし、再び80年~90年代にかけてファッションショーの舞台裏をモチーフにしたスナップを撮影しています。1993年に彼とファッション・イメージとの関わりを回顧する”イン・アンド・アウト・オブ・ ファッション”という映画と写真集を発表しています
1965年から1978年までは写真撮影を止め、映画製作に専念しています。 “ミスターフリーダム”(1967年)、”モハメド・アリ・ザ・グレーテスト”(1964-1974年)、”モデルカップル”(1976年)などで知られています。
80年代に写真活動を再開して以来、日本をはじめ世界各地で写真展が行われる一方、1987年にはフランス政府より写真グランプリを受賞しています。 画家、写真家、映画製作者と非常に活動が多彩で作家としてのカテゴリーわけが難しく、またパリのアメリカ人であることからクラインはアメリカでの評価は高くありませんでした。 実際、写真集”ニューヨーク”のオリジナル版、再版とも米国では発刊されていません。
しかし、1995年にはサンフランシスコ近代美術館で”ニューヨーク”を扱う回顧展が開催され欧州中心だった評価がアメリカにおいても高まっています。
日本では、2004年に東京都写真美術館でパリのヨーロッパ写真美術館で行われた「PARIS+KLEIN」展が巡回開催されています。2005年にはパリのポンピドー・センターでキャリアを本格的に回顧する「ウィリアム・クライン・レトロスペクティブ」展が開催されています。