どうも。
今日はクリスチャン・ボルタンスキーについて書いていこうと思います。
先日、瀬戸内国際芸術祭で豊島に行ったとき
ボルタンスキーの「心臟音のアーカイヴ」で初めて彼のことを知りました。
暗い通路に電球が吊り下がっていて、心臟の音に合わせて照明が光るという面白い内容でした。
また登録した人の心臓音も聞け、ボルタンスキーの心臓音も聞くことができました。
海沿いにあり、おしゃれな外装でとても雰囲気がいいです。
おススメですので、機会がありましたら是非行ってみてください。
クリスチャン・ボルタンスキー
写真や古着、ろうそくの光など、多彩な素材と方法で、「生と死」の問題を語りかける作品が特徴的なボルタンスキー。
フランスを代表する現代アーティストとして、1968年の初個展以来、世界各国で作品を発表しています。
学校にほとんど通わず、12歳で退学し、独学で絵画を習得しました。初期は兄弟を使った実験映画を制作。
ユダヤ人の父親が差別を受けた経験などから、「生と死」をテーマにした作品を次々と発表。主な作品は、死者の遺品をすべて集めた「目録」や、肖像写真に電球をあて金属の箱で祭壇を作った「モニュメント」シリーズ、古着を大量に使ったインスタレーション作品など。
「死体も写真も古着も、私にとっては、同じ不在の象徴」と、失われた時間や記憶の「遺物」を展示することで、鑑賞者に過去を蘇らせます。
80年代からは、ホロコーストの持つ「人間否定」の概念を扱った作品群も発表しています。
ジャン・ル・ガックやアネット・メサジェなど親交を結ぶアーティストも多いが、なかでも映像作家のアラン・フレッシャーとの親交は深く、フレッシャーはボルタンスキーの制作活動をカメラに収めたドキュメンタリー映像を数本制作しています。
当店のボルタンスキーの商品ご紹介します。
・Christian Boltanski
こちらはPhaidonが出版したボルタンスキーの作品集です。
英語版ですが、写真も多くとても見やすいです。
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Christian Boltanski
Phaidonは、アーティストの画集・作品集、建築、広告・デザイン、カルチャーなど幅広く揃えるイギリス出版社のアートブックです。
当店Phaidonが発行した商品数多くあります。
オラファー・エリアソンやレイモンド・ペティボンから草間彌生までさまざまあります。
Phaidon商品はこちらからどうぞ
夏目書房 Phaidon
・クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント
こちらは読物です。
どこにでもあるような人物写真や古着、ビスケット缶や段ボールを用いたインスタレーションによって《記憶》をテーマとした制作をつづけるフランスの美術家クリスチャン・ボルタンスキーの軌跡を、プルースト研究者の著者が同時代の美術・文学・思想〔キーファー、ウォーホル、モディアノ、ランズマン、R・バルト……〕を参照しながら緻密な筆致でたどる日本発のモノグラフィとなっています。
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クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント
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夏目書房 新入荷