どうも。
お盆休みを3日いただいたので、名古屋・大阪と旅行に行ってきました。
とくに 何をしたわけではないんですが、久しぶりの連休満喫できて楽しかったです。
でも、 かなり無茶なスケジュールでまわったのでだいぶ疲れました。
さて、今日は木村忠太の額・図録が入荷しましたのでご紹介します。
・木村忠太画額
「風景」 日動画廊シール付 油彩 3号 26.5×21.5
¥420.000-
・木村忠太展
東京国立近代美術館 1994年/読売新聞社
¥4.720-
木村忠太とは、日本でよりもフランスで著名な、知る人ぞ知る画家です。
高松に生まれ、東京へ出て、画家となり、1953年フランスに渡り、以来帰国することなく、フランスの画家としてとして生きた画家です。
ボナールの光から出発した木村忠太は、戦後のパリでの苦しい時代を乗り越え、輝かしい光、半ば抽象化されながら、しかも自然と心を感じさせる、大胆な画面構成によって、独自の画風を築いてきた。
アブストラクトとレアレズムの総合が目標だとし、そのためには東洋の精神が必要だと言って次々と作品を発表してきた。
やがて木村忠太は、パリ画壇からも注目されるようになり、美術館にも収蔵され、1984年にはフランス政府より芸術文芸騎士勲章を贈られた。
この後も木村忠太は光の印象派から魂の印象派を目指して描き続けたが、1987年二回目のニューヨーク個展の最中に亡くなった。その墓はパリ市の真ん中、モンパルナス墓地の詩人ボードレールの墓の近くにある。
木村忠太は風景の画家であり、光の画家であり、魂の画家であった。どんなに抽象に近づいても、そこには必ず自然があり、風景があった。画家の眼を、画家の心を通じて見た対象があった。
それは見慣れれば鑑賞する人に必ず分かる自然であり風景である。
木村忠太の作品はパリ、ポンピドー・センター、パリ市美術館、南フランス、ツーロン美術館、アメリカ、ワシントン・フィリップス美術館に収蔵され、日本でも東京国立近代美術館、大阪、国立国際美術館をはじめ、各地の公立、私立美術館に収蔵されている。
木村忠太の作品はどれもは人気がありますので、ご注文はお早めにどうぞ。
木村忠太
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