どうも。
今回はメイコめーるをまた載せちゃいます。
今回のメイコめーるは七夕大入札会の直前に行われた明治古典会特選市についてです。
特選市とは、毎月最終金曜日に設けられていて
通常よりも高い最低入札価格になっています。
まぁようするに、いつもより高い商品が出るということです。
この時のメイコめーるでは、
寺山修二が主宰したアングラ劇団で演劇実験室を標榜した演劇グループ「天井桟敷」について書いています。
今回は他の方経営員も一緒に書いていますので、自分のだけ載せることにします。
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メイコめーる
夏目書房 夏目健太郎
今回の特選市は明治古典会が今期最後ということもあり、とてもたくさんの品物が並
びました。最終台も写真集・葉書など珍しいものが並びとても盛り上がりました。
そんな中から、今回私が注目したものは天井桟敷のポスターです。
早速調べたところ、天井桟敷は、寺山修二が主宰したアングラ劇団で演劇実験室を標
榜した演劇グループ。状況劇場の唐十郎、早稲田小劇場の鈴木忠志、黒テントの佐藤
信と並び、アングラ四天王と呼ばれ、1960年代後半から1970年半ばにかけて、小劇場
ブームを巻き起こしたそうです。さらに、その演劇公演ポスターは、横尾忠則、粟津
潔、宇野亜喜良などの一流のアーティストが手掛けています。
この天井桟敷を主催した寺山修司は、詩、歌、俳句、エッセイスト、小説家、評論家、
映画監督、俳優、作詞家、写真家、劇作家、演出家と多種多様な仕事をしていました。
今回、明治古典会には「毛皮のマリー」と「地球空洞説」が出ていました。
また、何枚か別のポスターを見る機会がありましたが、公演告知のポスターをシルクス
クリーンにすることや独特のデザインなど、単なる公演告知のポスターということだけ
では収まらない魅力が伝わってきました。広告のポスターが1つのアートになっている
のがすごいと感じました。
また、当たり前なんですが、これらの作品は今の時代のデザインではないなとも感じま
した。その時代ならではのデザインが今だからこそ引き立っているのかなとも感じました。
今回で、今期の明治古典会通常市は終了しました。まだ入って3カ月しかたっていない
のですが、本当にあっという間でした。来期も私は経営員をやります。出来ないこと、
知らないことが多いですが、より一層頑張っていきますのでよろしくお願いします。
つたない文章最後まで読んでいただきありがとうございます。
本日も新入荷商品大量です。
夏目書房 新入荷